れいきセラピーとは?
れいきセラピーとは、「れいき」というエネルギーを使って、あなたが生まれ持っている自然治癒力を引き出し、心身の不調を本来あるべき形に導くお手伝いをするセラピーです。
そして心身が整えられた後は、どんなことにもブレずに自分にとって最良の生き方が自然と出来るようになるサポートをします。
身心の調子が悪い、ストレスで苦しい、意味もなく不安で眠れない、なぜかやる気が出ない、ネガティブ思考のグルグルから抜け出せない…。
これらは私達が「本来あるべき」姿ではありません。何かの原因で「本来あるべき」姿から遠ざかってしまった身体や心が、あなたにSOSを出しているサインです。
川、海、大気などの自然に自浄作用がある様に、自然の一部である私達の中にも自分自身で自分を良い方向に導く「自己治癒力」が宿っています。
この「自己治癒力」を活性化し、あなたをベストな状態に導くお手伝いをするのが、れいきセラピーです。
「れいき」というエネルギー
れいきセラピーで扱う「れいき」というのは一体何でしょう?
「れいき」というのは「生命エネルギー」であり「愛と調和と癒しのエネルギー」のことです。
と言うと、何か特別なもののような気がしますが、それは全くの誤解。「れいき」は誰の体の中にも流れています。植物が育つのも、動物が生きているのも、「れいき」の働きです。
「元気」の「気」というと分かりやすいかもしれません。私たちが生きているのは、物理的な身体が存在するだけではなく、そこに「れいき」が流れているからです。
中国の「氣」、インドの「プラーナ」、ハワイの「マナ」、これら「生命の元になるエネルギー」の、日本での呼び方が「れいき」です。
日本語では通常、「靈気」「レイキ」と二つの書き方があります。
「靈気」と書く場合は日本の伝統的な靈気法を意味し「レイキ」と書く場合は日本から西洋に渡り逆輸入の形で戻ってきた西洋型のレイキ技法を意味することが多いですが、両者は同じエネルギーのことです。
ここでは、一般的ではありませんが、あえて「れいき」と平仮名で表記しようと思います。
「靈気」或いは「レイキ」のどちらか片方で表記することで連想されるイメージにとらわれることなく、中道の立場で「れいき」と向き合いたい私の気持ちの現れだとご理解頂ければ幸いです。
「れいき」は、空気、光、音、色と同じように、私達の周りに充満している波動(=エネルギー)のひとつであり、見えないエネルギーです。
「見えない」エネルギーというと「本当に存在するのだろうか?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、紫外線や赤外線、X線、マイクロ波、超音波なども「見えない」エネルギーだというと「見えなくても存在している」ということは別段不思議でもないと感じられませんか?
ラジオ放送(ラジオ波)、携帯電話(マイクロ波)、電子レンジ(マイクロ波)、レントゲン撮影(X線)、赤外線ヒーター(赤外線)、暗視カメラ(赤外線)、癌への放射線治療(X線、ガンマ線)など、
私達の五感で感じ取ることは出来ないながら、生活で普通に利用されているエネルギーは沢山あります。
また、雷による放電からごく低い周波数の電磁波が発生し、地球を駆け巡っているという、シューマン共振と呼ばれる現象も知られています。
こうしてみると、私達は見えない・感知できないエネルギーを利用したり、その影響を受けながら暮らしていると言えるでしょう。
私達が見たり聞いたりできるエネルギーは(現在検知されている)全エネルギーの内たったの一部に過ぎません。
「愛情」や「怒り」「不安」などの感情も見えないエネルギーですが、見えなくてもこれらが確かに存在することは皆さんご存知の通りです。
今私達が目で見ている世界というのは、全体の一割にも満たない小さな範囲の世界なのです。
逆に言うと、エネルギーの殆どは私達の知覚能力の範囲外にあるために普段は感知できていないということです。
「れいき」も、音、色、形としては感知されません。
では、どの様にしたら、その見えない「れいき」の恩恵にあずかれるのでしょう?
ここでよく例えられるのが、ラジオ波という見えないエネルギーとラジオの話です。
ラジオ波は私たちの周りにあっても、そのままでは音として聞くことはできません。
が、ラジオという機械を使い、聞きたい放送局の周波数をキャッチすることで、はじめてラジオ放送として耳で聴けるようになります。
「れいき」も、そのままでは誰でも上手く利用できるものではありませんが、セラピストを通して「れいき」をキャッチし、それを受け取りたい方に届けるという方法で誰にでも有効に利用できる形になります。
(実際には「れいき」の波動と共鳴したセラピストが「れいき」そのものになり、受け取る方との間で波動調整・共鳴が起こります。)
周波数の調整がより正確にできるラジオの方が混ざり気のないクリアな音声を届けられるように、「れいき」と上手く共鳴できる(=質の良い)セラピストを介することで、純粋な「れいき」のエネルギーの恩恵をたっぷりと受けることができます。
セラピストの質については、メニュー>自己紹介>「日本人セラピストとして、「道」という考え方」の項目をご参照ください。
れいきセラピーは日本生まれ
大正時代、「人生の目的である『安心立命(悟りの境地)』に至るにはどうしたら良いか?」という命題に取り組むために、京都の鞍馬山で禅の修行をした臼井甕男という人物が、予期しない形で偶然使える様になった手当ての技術が「靈気」です。
同氏は、それを他の人に伝えやすい形に整え「心身改善臼井靈気療法」と命名しました。
ですから、元々、霊気は「精神向上への道のり」への手段であり、手当て療法の部分は、その精神向上へ至るための入り口と位置付けられていました。
「靈気」という名は、古来より、人智を超えた気(生命エネルギー)を表す言葉として使われてきました。
「靈」という字には、一般に私達がすぐに思い浮かべる「魂(たましい)」という意味の他に、「人智でははかり知れない」「神聖な」「優れている」という意味があります。
(例えば、富士山を靈山というような感覚です。)
靈気は、臼井甕男氏の死後、弟子達の功績により、華族や日本海軍関係者の間で流行しました。
しかし、敗戦と共にGHQから実践を禁止され(これは当時、靈気が海軍内部で認知されていたことと無関係ではないかもしれません)、
表舞台から姿を消さざるをえなくなり、代わって、西洋医学が主流となりました。
その様な中で、ハワイから日本に病気治療に来て、靈気によって完治、自らも日本で霊気を学んだ、日系アメリカ人の高田はわよ女史がハワイに靈気を持ち帰り、「靈気」は「REIKI」としてアメリカに伝播、その後世界各地に広まりました。
そして、各国に広がっていく過程で元々の靈気とは異なる様々な考え方やテクニックが混ぜられたり、また本来の靈気に存在した部分が抜け落ちたりもしました。
西洋で広まった形の靈気は、「Reiki (レイキ)」として1980年代後半に日本に逆輸入される形で戻ってきたのです。
この逆輸入されたレイキは、伝統的な靈気と区別する意味で「西洋レイキ」とも呼ばれています。
現在では、精神向上と心身の癒しを目指す日本の伝統的な「靈気」と、治療やリラックスを主眼に西洋で発達した「レイキ」の両方が存在しています。
(れいき庵水源では、この二つを組み合わせた現代霊気をベースに、呼吸法やカウンセリング等を織り交ぜたオリジナルスタイルのセラピーをご提供しています。)
「手を当てる」ということ
「靈気」という名前が生まれる以前の遥か昔より、洋の東西を問わず、人は痛いところがあると自然にそこに手を当てるということをしてきました。
転んで泣いている子供にお母さんが「よしよし」と手を当てている風景は世界共通ですし、
落ち込んでいるときに「元気を出して」とそっと背中に手を当てられたら、誰でもほんわかと感じるものです。
あなたは、お腹が痛い時、頭が痛い時、自然と自分で痛い部分を摩ったりしていませんか?
こうして普段何気なく手を当てていた行為が、無意識にヒーリング行為を行なっていたと気づく時、れいきがとても身近なものに感じられないでしょうか?
癒すこと、治療することを「手当て」と呼ぶのは、古来、手を当てること=癒し、治療だったから。
手から癒しのエネルギーが発せられることを人は本能的に知っていたし、私たち現在人も無意識のうちに知っているのです。
対面セラピーの場合
当日は、体を締め付けない服装でおいで下さい。
1. セラピールームに入ったら、携帯電話の電源をオフにして時計を外し、座るか寝転がるかのくつろいだ姿勢をとります。
手を当てる前にお話をしたり、呼吸法のエクササイズを取り入れることもあります。この辺りの判断はセラピストにお任せ下さい。
2. セラピストがあなたに手をかざしていく間(身体から数センチ離れたところに手をかざすので、セラピストの手が直接触れることはありません)、あなたはのんびりとれいきセラピーを楽しむだけ。努力も「何もしない時間」をお過ごし下さい。
目は閉じても開いたままでも構いません。基本的には静かな音楽を流しますが、静寂の中で受けたいというご希望があれば勿論それも可能です。
セラピー中、セラピストに伝えたいことがあると感じたら、お気軽にお話しかけください。
でも、必ずしもどこが痛いか、どんな心配事があるのかなどをセラピストにお話しいただく必要はありません。
なぜなら、れいきセラピーを通してあなた自身の自己治癒力のスイッチが入ると、あなたのことを一番よく分かっているあなた自身(あなたの潜在意識)が必要なところに必要なれいきエネルギーを活用するようになっているからです。
3. 施術が終わった後、セラピストに伝えたいこと、聞きたいことがあればお話ください。セラピストからも必要なことがあればお伝えします。
遠隔セラピーの場合
まずは、ご希望の通信形態をお選びください。
次に、セラピストにご連絡頂き日時を決めて、お支払いの確認が済んだら予約完了です。(Zoomの場合はこの時点でリンクをお送りします。)
*Zoomの場合
1. お約束の日時になったら、Zoomにご入室頂けます。(ビデオはオンでもオフでもお好きな方をお選び下さい。)
2. 対面セラピーと同じ流れで施術を行います。
*WhatsApp、LINE等の場合
1. お約束の時間に、こちらからコールします。(ビデオはオンでもオフでもお好きな方をお選び下さい。)
2. 対面セラピーと同じ流れで施術を行います。
*(フランス国内の場合のみ)SMS、電話の場合
1. お約束の時間に、こちらからコンタクトします。
2. 対面セラピーと同じ流れで施術を行います。施術中は電話は一度切ります。
3. 施術が終了したらこちらから再度コンタクトします。(そのまま眠りたいという場合は終了後のコンタクトは致しません。)
*お任せスタイルの場合
1. お約束の時間になったら、連絡を取り合うことなくセラピーがスタートします。(開始5分前にこちらからメッセージをお送りすることも可能です)
2. お好きな環境でれいきをお受け取り下さい。(公園、職場、就寝中、等)
れいきセラピーを受けるタイミング
身体や心に違和感を感じた時は、なるべく早く、れいきセラピーを受けるのが望ましいです。
症状が軽いうちであれば、少ない回数で改善が見込めるからです。
例えば、「不安で眠れない」と感じた時は睡眠導入薬を飲む前にれいきセラピーを試してみる、「ネガティブ沼に落ちた」と感じた時は抗うつ剤を飲む前にれいきセラピーを受けてみる、というようなことです。
「ちょっと自分らしくないな」と感じた時点で、れいきセラピーを利用するのが賢明です。
すでに医療機関で治療を受けられている症状の回復を助けるためにれいきセラピーを併用したい時や、西洋医学ではカバーしきれないエネルギー的なケアを望まれる時は、いつからでも気軽にれいきセラピーをどうぞ。
道具や化学物質を一切使わないナチュラルなセラピーなので、どのような治療法とも安心して組み合わせられます。
例えば、アメリカでは、癌治療とれいきセラピーが併用されたり、戦地に赴いた兵士たちのPTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療の一環として、れいきセラピーが用いられたりしています。
私は癌治療中の方には、化学療法や放射線治療の前日にれいきセラピーをお勧めしています。
また、ワシントンの病院では、手術前後の患者さんに医師がれいきセラピーを推奨することもあります。
手術前後にれいきセラピーを受けてもらうことで、心身の緊張をほぐし手術の効果を最大限に引き出すのが狙いです。
このように、れいきセラピーは現代医療を否定するものではなく、それを補完し得るものです。両者共に、得意、不得意分野があります。
東洋的なアプローチのれいきセラピーと西洋的なアプローチの現代医療、この両者を上手く併用、使い分けましょう。
ずっと前から抱えているネガティブな気持ち(誰かへの怒りや嫉妬、自分を責める気持ちなど)、考え方の癖、過去のトラウマ(親に愛されなかった、いじめにあった、大失敗をしたなど)に「れいき」で働きかけたい場合には、オリジナルのプログラムを組み、数ヶ月や1年単位で計画的にじっくりゆっくり進めることをご提案しています。
予防的手段としてれいきセラピーを受けられるのは、大変賢いやり方です。
心身の不調の芽は、自覚症状のないまま、目には見えないエネルギー的な領域でまず起こります。(東洋医学でいう「未病」の状態)
れいきセラピーには、この未病の芽を摘み取る効果もあるので、定期的に受けることで、心身ともにコンスタントに良い状態を保つことが可能になります。
自覚症状がないまま負担がかかっていたところにも、れいきセラピーはしっかり作用しますので、改めてご自身の身体や心と向き合う良い機会になるかもしれません。
何年も前に完治したばかりと思っていた古傷が、れいきセラピー中に反応することもしばしばです。
予防的に受けるれいきセラピーは、本当の意味での健康を考える方にピッタリです。
或いは、いつも頑張っているご自分へのご褒美として、れいきセラピーを受けるのも良いでしょう。
責任感が強く忙しい人ほど、自分のことは後回しにしてしまいがち。
ある日突然バーンアウトして(燃え尽きて)しまう前に、ご自分をいたわり、ご自分と向き合う時間を意識して作ることが必要です。
れいきセラピーでは、日常から切り離された時空で、ゆったりとリラックス。感情を解放し内側から癒されると表情もイキイキしてきます。
こうした効果を求めて、ハリウッド・セレブ達もレイキ・セラピーを利用しています。アンジェリナ・ジョリー、ニコル・キッドマン、シャロン・ストーン、ユマ・サーマン、グウィネス・パウトロウ、ハル・ベリー、ナオミ・ワッツ、… などなど。
超多忙にも関わらず美しくあり続ける彼女達が選ぶナチュラル・セラピー、それが、れいきセラピーなのです。
私生活のトラブルから激太りしてしまった歌姫クリスティーナ・アギレラが週3回のれいきセラピーでやる気をキープして大幅ダイエットに成功したのは有名な話。
また、トップモデルのミランダ・カー、ファッションデザイナーのダナ・キャラン、英国王室のコーンウォール公爵カミラ夫人なども、れいきファンであることはよく知られています。
れいきセラピーを定期的に続けるうちに、身体が軽くなったばかりではなく、考え方や感じ方がポジティブに変化していることに気づかれる方がたくさんおられます。これは、れいきと響き合ったことでご自身の精神性が高まったために自然に起こる現象です。
心身の健康と幸せ体質になるために、あなたもれいきセラピーにトライしてみませんか?